そのままスキャンが電子化する「貴重書」とは?
皆さんは貴重書籍と聞いて何を思い浮かべますか?貴重な書籍と聞いてどのような本を想像されるでしょうか。
そのままスキャンで電子化する貴重な書籍とは、簡単に言うと「書店やアマゾンなど、一般的に手に入らない本」を指します。ご依頼いただくのは弊社実績紹介ページ でも紹介しているような、比較的新しい時代もしくは現代の書籍になります。
いくつか紹介していきましょう。
目次
会社の貴重書籍
会社において貴重な本、それは社内報や社史です。
これらについては当ブログで何度も触れていますが、意外なのは数十年前の原本ともなると存在していなかったり1冊しか存在しなかったりするということ。もちろん一般書店には置いていませんし、原本が一冊しか無ければ壊したら終了です。
文化財や国宝ではありませんが、会社にとってはそれまでの歩みが記録された宝であり、弊社事例紹介でも様々な方から出たように、その書籍にしか書かれていない情報も沢山あったりします(創業ストーリーなど)。これらは各法人に持って貴重な情報と言えないでしょうか。
この他にも不動産関係のお客様なら図面、広告関係様ならカタログ、出版社様なら雑誌カタログと業界ごとに見ればさらに細分化することが出来ます。
一般法人の貴重書籍
これも同じで、会報誌を数十冊分まとめてスキャニングさせていただくケースがあります。稀ではありますが、一般法人様となるとご自身でミュージアムや施設をお持ちの方もいらっしゃり、そこで展示するための電子データを作ってほしいというご依頼を受けたこともあります。特にミュージアムの場合、単なる保存目的ではなく研究の拠点としての役割故の背景もあるのです。
大学の貴重書籍
こちらは大きく2つの書籍に分けられます。
1. 図書館の蔵書
どんな大学にも図書館があります。置いてある書籍は本屋さんで簡単に手に入るものが多いものの、裁断せずそのまま電子化を、というお声は沢山あります。もちろん専門書も沢山ありますし、各地域の郷土資料が多数保管されていることも、研究機関としての大学の特徴の一つです。このように偏に大学図書館と言っても本の範囲は幅広いと思いますが、いずれも”蔵書”なので、裁断してはならない本ばかり。図書館あるいは学生にとっては貴重な本であり、財産です。
2. 研究資料
教育に携わらない方にはあまりイメージが付かないかも知れませんが、大学教授様の研究資料や蔵書(専門書)です)ちなみに専門書についてはご本人様が書かれたものでない限り著作権許諾の確認が必要)。
官公庁の貴重書籍
原本の貴重さは勿論電子データの”正確さ”が非常に重要なポイントになります。
文化関係の貴重書籍
静岡県は臨済寺様という、かの徳川家康が幼少期を過ごしたお寺様より県指定の重要文化財「鉄山和尚語録」を電子化したいとのご相談がありました。
この時はまさに貴重書籍と言える由緒正しき文化財をスキャンさせていただきました。もちろん裁断はしておらず、傷一つ付けずに原本を返却させていただきました。
数自体は決して多くないものの、こうした本当の意味での文化財を電子化させていただくこともあります。
「貴重書籍」ならご相談を
ということで、偏に貴重な書籍と言っても色々種類があるのです。
原本が少ないという物理的な意味での”貴重”もありますが、例えば社内報の情報が人事における重要な、他に代えのない役割(ツール)になり得るなどというイメージ上の”貴重”ももう一方で考えられますよね。
そのままスキャンではこのように定義していますが、とにかくお客様が『これは貴重な本なんです』と仰ったものなら、どんな書籍であれ丁寧に電子化させていただきます。高い品質で、壊さずに電子データを手に入れたい方は、是非諦める前にご相談ください。
貴重書籍を傷つけずに電子化するサービス
- 専用の非破壊スキャナーで傷つけずにスキャニング
- 書籍ほか図面、絵画、フィルム類まで対応可能
- 公共機関や大学様の実績多数
- スピーディな作業で急ぎの電子化もOK
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