スキャン業者の繁忙期と閑散期はいつ?

電子化スタッフのイメージ

スキャン業者のHPを見ていると「繁忙期は納品に時間がかかる」という旨の文言を見ることがあるかと思います。実際のところ、多くの業界同様スキャン業界にも繁忙期と呼ばれる期間が存在します。

では、スキャン業界の繁忙期とは具体的にいつでしょうか?また繁忙期に依頼する際に気をつけなければならないことは何でしょうか。

スキャン業者の繁忙期は「12月〜3月」

鳴らない電話

一般的に、スキャン業界の繁忙期は12月〜3月にかけての年度末が該当します。

この時期になるとスキャン案件自体増える傾向にある一方、対象資料の数量も大量になりがちです。企業では「溜まった段ボールごとスキャンして欲しい」「年度末に向け予算消化として社内資料を電子化したい」といった依頼が、学校法人の方では科研費を使った資料電子化のご依頼が多くなり、いずれも数量は平時よりも大きくなります。

そのため、実は繁忙期中に発注しても納品までにはかなり時間がかかってしまう恐れがあります。どうしても短納期でデータが欲しい場合のためにいずれの業者も「お急ぎ納品」プランを用意していますが、こちらはプラスオンで費用がかかってしまうだけでなく「お急ぎ納品」を適用したとしても希望の納期に間に合わない可能性もあります。

大量の時はどうすればいいの?

繁忙期は12月から年度末にかけてですが、逆に言えば4月以降は比較的落ち着く時期とされています。年度末にかけて大量の資料を電子化しておきたい場合は春から夏にかけて相談することがベストでしょう。

スキャン業者では、大型の案件になればなるほど必要人員や機材を計算した綿密なスケジュールを立てます。ただし、繁忙期のようにご注文が集中しがちな時期に大量のスキャン案件について計画を立てるのは困難です。

そのため「社内で電子化の話が上がった段階で、すぐ業者に相談する」ということが大切です。大量にある分社内調整や稟議にも時間はかかりますが、多くのスキャン業者では『やりたいとは思っているけど、確定ではない』レベルのご相談でも対応しているだけでなく、社内での調整や予算内で完結させるためのアドバイスも随時行なっています。

電子化の話が持ち上がった時点でスキャン業者へ声をかけ、おおよその費用や期間、注意点等をヒヤリングしておくと良いでしょう。もちろん業者の信頼性(実績など)やセキュリティ体制(認証資格、設備など)といったクオリティ面の確認も入念にすることが大切です。

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