【大学・高等教育機関向け】人文・社会科学系の学生に対するデジタルアーカイブ関連の授業提供支援を開始

デジタルアーカイブの構築と利活用教育を手がける株式会社誠勝(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山本大視 以下誠勝)は、2024年8月21日より、大学などの人文・社会科学系の学部向けにデジタルアーカイブ関連の授業提供支援サービス(以下 当サービス)を開始した。

当サービスは、主に大学の人文・社会科学系の学部・研究科に対し、デジタルアーカイブについての授業やインターンシップを、企画から実施までワンストップで提供するものだ。

当サービスの特徴は以下のとおり。

  1. 民間企業としてデジタルアーカイブの構築や利活用教育事業を展開している誠勝は、デジタルアーカイブ用のスキャナーを使用した画像データやテキストデータの作成授業をはじめ、テキストデータを利用したAI・機械学習、展示・プロモーション企画の演習授業も提供する。
  2. デジタル時代に人文・社会科学系人材に求められる「マーケティング思考」について、デジタルアーカイブを交えて提供します。また実習やグループワークを通じて、社会人を見据えたキャリア教育も実施可能。
  3. 地域を巻き込んだ授業の提供である。誠勝は、授業だけでなく、地域と連携した継続的な教育機会も提供する。

 

当サービス開始の背景

2012年度より学芸員養成課程では「博物館情報・メディア論」、司書養成課程では「図書館情報技術論」が資格取得の必須科目となっており、デジタルアーカイブについて学ぶことが求められている。また、大学図書館のデジタル化と専門人材の設置が求められる「2030デジタル・ライブラリー構想」の発表などを受けて始まった。

しかし、大学・高等教育機関内にはデジタルアーカイブについて教える教員が不足しているという課題が実在するという。

誠勝は、このような課題を解決するために、デジタルアーカイブ教育を支援するサービスを開始した。

 

■関連URL

デジタルアーカイブ関連の授業提供支援サービスページ

プレスリリース

■参考

「サービス開始の背景」
文部科学省 オープンサイエンスの時代にふさわしい「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて~2030年に向けた大学図書館のロードマップ~

首相官邸 司書・学芸員課程におけるデジタルアーカイブ関連科目の取扱い

文化庁「文化審議会第5期博物館部会(第3回)議事録スライド29」

 

「教育事例」

株式会社誠勝、京都大学で特別講義を実施! 京大生と考える、学芸員有資格者の新たなキャリアの可能性をレポートします!(2024/5/30)

株式会社誠勝、奈良大学にてビッグデータを活用した地域人材育成のための特別講義を実施しました(2023/6/13)