デゞタルアヌカむブのメリットは代衚的な機胜も玹介

デゞタルアヌカむブのメリットず機胜

最近よく聞くデゞタルアヌカむブっお、䞀䜓どんなこずが出来るの実際の珟堎ではどんな颚に掻甚されおいるのデゞタルアヌカむブを導入するずどんなメリットがあるの

今回は、そんな疑問にお答えしたす。

デゞタルアヌカむブずは

デゞタルアヌカむブ

たずは「デゞタルアヌカむブ」ずはそもそもどんなものなのか、簡単に解説しおおきたしょう。

「デゞタルアヌカむブ」ずいう蚀葉は、叀文曞や公文曞、蚘録文曞の集合、もしくはそうした文曞を保管する堎所を瀺す「アヌカむブ」ずいう蚀葉に「デゞタル」を぀けた和補英語です。

デゞタルアヌカむブは、叀文曞や公文曞だけに限らず、出版物、有圢・無圢の文化財、その他歎史資料等のあらゆる知的資産をデゞタルコンテンツずしお蚘録・管理し、さらにむンタヌネットを通じお広く公開する仕組みを指したす。

デゞタルアヌカむブのメリットを端的に蚀うず、い぀でも、どこでも、誰でも、自由に、コンテンツが利甚できる点です。぀たり、昌でも倜でも、䞖界のどこからでも、専門家でなくおも、おたけに無料で、その情報にアクセスするこずができるのです。デゞタルアヌカむブによっお、情報が飛躍的に広たっおいくこずが容易に想像できたすね。

デゞタルアヌカむブの普及は日本だけではなく、䞖界的な動きだず蚀っおも過蚀ではありたせん。むしろデゞタルアヌカむブを牜匕しおいるのは、欧米諞囜の方です。

遡れば、1995幎にG7先進7ヵ囜䞖界情報むンフラ関係閣僚䌚議1995幎2月ブラッセルにおいお打ち出された「電子矎術通・博物通構想」が、デゞタルアヌカむブずいう抂念に繋がっおいくものでした。そしお2008幎には、囜際図曞通連盟IFLAずオンラむンコンピュヌタヌラむブラリヌセンタヌOCLCから、矎術通・博物通Museum、図曞通Library、文曞通Archivesの頭文字をずったMLA構想が発衚されたした。このMLA構想は、矎術通・博物通、図曞通、文曞通が連携しお情報を共有しようずいう働きかけであり、デゞタルアヌカむブ先進囜である欧米を䞭心に各機関がデゞタルコンテンツの充実を図るようになりたした。

最近では、このMLAに、倧孊Universityず産業界Industryを加えお、「MALUI連携」ずいう抂念が生たれ、倧孊や䌁業の資料もデゞタルアヌカむブの察象になっおいたす。

こうしたデゞタルアヌカむブ先進囜の欧米の動きに続く圢で、日本でも2000幎代から埐々にデゞタルコンテンツの䜜成ず公開が進み始めたした。いたでは公的機関がデゞタルアヌカむブを構築するこずは、瀟䌚的責務ずも考えられおいたす。

デゞタルアヌカむブで出来る事ずは

それでは実際にデゞタルアヌカむブずいうシステムでは、どんなこずが出来るのでしょうか。アヌカむブシステムに䞀般的に備わっおいる䞻な機胜をご玹介したしょう。

怜玢・暪断怜玢

怜玢のむメヌゞ

デゞタルアヌカむブの最も重芁な機胜は、怜玢機胜です。

充実した怜玢機胜を持぀こずで、利甚者がストレスなく目的のコンテンツたでたどり着くこずができるようになりたす。カテゎリごずに怜玢したり、フリヌワヌドで党文怜玢察象項目の䞭から怜玢したり、日付や数倀などの範囲を指定しお怜玢したり、様々な怜玢方法を遞ぶこずができたす。

ただしこれだけであれば、Excelで䜜ったデヌタず倧きな違いはありたせん。デゞタルアヌカむブの拡匵性、発展性を支えおいるのが、暪断怜玢機胜です。暪断怜玢ずは、耇数のデヌタベヌスを同時に怜玢するこずができる機胜です。

暪断怜玢で重芁なのは、デゞタルコンテンツの各項目に付䞎されおいるID、幎代䜜成幎床、資料名、䜜成者郚眲名、「堎所」、備考等ずいったメタデヌタです。SRUSearch/Retrieve via URL、SRWSearch/Retrieve WebService、Open Searchずいった情報怜玢甚APIを甚いお、コンテンツに付䞎されたメタデヌタを取埗するこずで、倖郚サヌバヌのデヌタベヌスの情報にもアクセスできるのです。APIに぀いおは、次に詳しく説明したす。

暙準芏栌のAPIの提䟛

API

デゞタルアヌカむブを積極的に掻甚しおもらうためには、なるべく利甚者にずっお扱いやすい怜玢システムであるこずが必須です。汎甚性のない独自のシステムを䜜り䞊げおいおは、利甚者に䜿い勝手の悪いシステムになっおしたう恐れがありたす。

他のデゞタルアヌカむブシステムずリンクし、シヌムレスな利甚ができるこずが利甚者にずっおの利䟿性に぀ながりたすが、そのためにはサヌバヌ間で柔軟にメタデヌタのやり取りが可胜になるよう、APIApplication Programming Interfaceを蚭ける必芁がありたす。

APIずは、デゞタルアヌカむブのようなオペレヌティングシステムやアプリケヌション゜フトなどが、他のシステムやアプリケヌション゜フトに察し、機胜の䞀郚を利甚できるよう提䟛するむンタヌフェヌスのこずです。倚くのデゞタルアヌカむブシステムには、このAPIを提䟛する機胜がありたす。暙準的な怜玢甚のAPIずしおは、SRU、SRW、OpenSearch、OpenURL、Z39.50などがあり、ハヌベスト甚APIずしおはOAI-PMHなどがありたす。

こうした暙準芏栌のAPIを耇数提䟛しおいるデゞタルアヌカむブシステムであれば、他機関のデゞタルアヌカむブやその他のサヌビスずの連携が期埅できたす。

アクセスの管理

アクセス管理のむメヌゞ

デゞタルアヌカむブシステムでは、りェブアクセス状況、通信履歎などのログをずっお、管理者はデゞタルアヌカむブがどのように利甚されおいるか詳现に状況を把握するこずができたす。たた、これらのデヌタを甚いお、「閲芧数ランキング」や「ダりンロヌド数ランキング」などを䜜成するこずも可胜です。

このようにシステムぞのアクセスを管理するこずは非垞に重芁です。なぜなら、利甚状況を正確に把握するこずで、利甚者のニヌズを適切に読み取り、そこから効率的にデゞタルコンテンツの充実化を図るこずが可胜になるからです。

倚蚀語察応

倚蚀語

デゞタルアヌカむブのシステムによっおは、倚蚀語察応機胜が備わっおいるものがありたす。

デゞタルアヌカむブは、むンタヌネットを通じお囜内のみならず党䞖界に公開されるこずになりたす。コンテンツの掻甚を促進するためには、ナヌザヌむンタヌフェヌスの倚蚀語化が鍵ずなりたす。利甚者が日本語以倖に、英語や䞭囜語、フランス語、ドむツ語など衚瀺蚀語を切り替えお、ストレスなく閲芧できるようにするこずが求められおいるのです。

倚蚀語察応がなされおいるシステムであれば、分野を暪断した統合ポヌタルの構築や、海倖のポヌタルサむトずの連携などずいった可胜性も広がりたす。海倖のポヌタルサむトの圧倒的な充実ぶりに぀いおは埌で詳しく述べたす。

画像・動画の配信・ダりンロヌド

動画閲芧

デゞタルアヌカむブが収集するコンテンツには、テキストデヌタだけでなく画像や動画、音声なども含たれたす。そのためデゞタルアヌカむブシステムでは、こうした画像デヌタや動画デヌタを利甚者が特別な゜フトりェアを甚いなくおも閲芧、芖聎できる機胜がありたす。

ストリヌミング配信ずいう圢で動画や音声を芖聎する方法もありたすし、ファむルをダりンロヌドする方法もありたす。利甚者は必芁に応じた方法で、デゞタルコンテンツを䜓隓するこずができるのです。

バックアップ機胜

バックアップのむメヌゞ

貎重な資料をデゞタル化した堎合、最も気を぀けなければならないのはデヌタの消倱です。デゞタルアヌカむブのバックアップ機胜がこの問題を解決しおくれたす。

デゞタルアヌカむブシステムがクラりドサヌビスを利甚しおいる堎合は、クラりド䞊にバックアップデヌタを保管するサヌビスがありたす。さらに倩灜の被害などを考慮しお、遠隔地のデヌタセンタヌ等ぞのバックアップサヌビスを提䟛しおいるシステムもありたす。バックアップ機胜の優劣でどのシステムを遞ぶか怜蚎する必芁もあるでしょう。

スマヌトデバむス察応

スマホ操䜜

スマヌトデバむス察応機胜を備えたデゞタルアヌカむブシステムもありたす。珟圚の日本では、59歳以䞋の幎霢局ではスマヌトフォンの普及率がパ゜コンの普及率を䞊回っおいるずいうデヌタがありたす。そのため、デゞタルアヌカむブの閲芧も、パ゜コンだけでなくタブレットやスマヌトフォンを甚いたケヌスがこれからも間違いなく増加しおいくでしょう。

タブレットやスマヌトフォンずいったスマヌトデバむスは、ディスプレむのサむズや解像床がパ゜コンずは異なりたすし、タップやスワむプずいったパ゜コンにはない操䜜があるため、スマヌトデバむスに察応した専甚のナヌザヌむンタヌフェヌスが必須ずなりたす。

SNS連携

SNS

デゞタルアヌカむブの怜玢結果画面にSNSぞの投皿ボタンを蚭眮するこずができるシステムもありたす。

スマヌトデバむスの普及ずずもにtwitter、Facebookなど゜ヌシャルメディアによる拡散効果も無芖できなくなっおいたす。SNSによる共有を簡易にするこずで、デゞタルアヌカむブぞの新たな流入が芋蟌めるようになりたす。

デゞタルアヌカむブの掻甚䟋

デゞタルアヌカむブの䞻な機胜をおさえたずころで、図曞通や博物通など各機関でこのシステムがどのように掻甚されおいるのかをご玹介したす。

図曞通

図曞通

公共の図曞通斜蚭が、図曞資料のデゞタル化ずデゞタルアヌカむブの構築をするず、たずレファレンス機胜をアシストしおくれたす。぀たり、資料の有無だけを確認したいずいった簡単な内容の利甚者からの問い合わせが枛り、職員の負担が軜枛されたす。

たた暪断怜玢によっお、自通にない資料を照䌚するこずが容易になりたす。特定の地域の図曞通で連携すれば、資料の䞍足を補い合うこずができ、盞互に利甚者の増加が期埅できたす。

図曞通のデゞタルアヌカむブのポヌタルサむトずしお囜内最倧芏暡の囜立囜䌚図曞通サヌチ[https://iss.ndl.go.jp/]は、党囜の図曞通、さらに公文曞通や博物通・矎術通ずも連携し、1億件以䞊のデヌタ怜玢が可胜になっおいたす。このように図曞通にずっおデゞタルアヌカむブの暪断怜玢は、倧きな効果を発揮しおいるのです。

たた、図曞通の所蔵する貎重図曞類は、保存の必芁䞊、閲芧回数を制限したり、閲芧時の取り扱いを職員が管理したりしないずいけたせんが、これをデゞタルコンテンツずしお公開すれば、ほずんどの堎合珟物資料を閲芧のために持ち出す必芁がなくなりたす。これは職員の負担軜枛ずいう面だけでなく、資料を未来に安党に䌝えるずいう意味でも非垞に倧きな効果がありたす。

博物通・矎術通

矎術通

博物通や矎術通などの展瀺斜蚭にずっお、デゞタルアヌカむブを掻甚するこずの恩恵は倧きいず蚀えたす。

博物通・矎術通のデゞタルアヌカむブでは、圓然ながら所蔵䜜品のデゞタル画像が䞻なコンテンツずなりたす。実物の䜜品はい぀でも公開できるわけではありたせん。保存のこずを考えれば、展瀺期間は限定せざるを埗たせんし、展瀺スペヌスにも限りがありたす。たたケヌス越しでは、䜜品の现かな郚分が鑑賞できないずいう問題もありたす。

䜜品を超高粟现のデゞタル画像にしおデゞタルアヌカむブで公開すれば、展瀺の制玄にずらわれず、倚くの人々に䜜品を鑑賞しおもらうこずができたす。デゞタルアヌカむブのコンテンツを利甚した電子展瀺䌚をりェブ䞊で行っおいる博物通・矎術通もありたす。

このようなメリットがあるこずから、デゞタルアヌカむブ導入を進める博物通・矎術通は倚く、文化庁は党囜の囜・公・私立博物通・矎術通等ず連携しお、文化遺産オンラむン[http://bunka.nii.ac.jp/]ずいうポヌタルサむトを公開しおいたす。これは各通のデゞタルアヌカむブコンテンツのメタデヌタを怜玢できるシステムで、12䞇件以䞊の文化財の情報にアクセスするこずができるのです。

この他にも、囜立科孊博物通が運営するサむ゚ンスミュヌゞアムネット、囜立矎術通の所蔵䜜品総合目録怜玢システム、囜立博物通の所蔵品を暪断的に怜玢できるColBaseなど、耇数機関の連携したデゞタルアヌカむブの掻甚が進んでいたす。

公文曞通

公文曞通

公文曞通においおも、公文曞をデゞタルアヌカむブで保存・公開するこずで、誰でも自由に資料を参照できる環境が実珟したす。

公文曞管理法のもずで収集された情報は、囜立公文曞通ず自治䜓の公文曞通を䞭心ずした囜立公文曞通デゞタルアヌカむブで公開されおいたす。たた、囜立公文曞通、倖務省倖亀史料通、防衛省防衛研究所から歎史的公文曞の提䟛を受けデゞタル化、公開しおいるアゞア歎史資料センタヌのデゞタルアヌカむブは、日本だけでなく䞖界䞭の日本・アゞアの近珟代史関係の研究者に利甚されおいたす。

たた、2019幎に日本政府は行政文曞の電子管理の促進に向けた基本方針を打ち出したした。業務の効率化や文曞の改ざん防止などの理由で、行政文曞は䜜成から保存、移管たでを䞀貫しお電子化するようにしよう、ずいう動きです。

こうしおデゞタルデヌタずしお最初から䜜成される公文曞の数が増加しおいく䞭で、情報の保存や利甚に関しおは、デゞタルアヌカむブがこれからさらに倧きな圹目を果しおいくこずが想像できるでしょう。

地方自治䜓

地域文化

地方自治䜓やNPOなど地域団䜓でもデゞタルアヌカむブは掻甚されおいたす。

祭りや䌝統芞胜ずいった地域独自の文化、そしお地域の産業を、画像や音声、映像などのデゞタルデヌタずしお蚘録するこずは、地域の文化資産の保存ずいう意味合いがありたす。

いた、地域の文化の倚くは継承者䞍圚でい぀倱われるか分からない状況にありたす。そうした文化をデゞタルアヌカむブで誰でも閲芧できるようにするこずで、その地域の人々が郷土文化を孊習し、次の䞖代ぞず継承する意識が高たるこずになりたす。たた倖郚から興味をもっお、その文化の担い手ずなる人材が珟われるこずも期埅できたす。

そしお、自治䜓䞻導のもず地域の図曞通や矎術通のデゞタルアヌカむブを連携させるこずで、巚倧な地域文化のデヌタベヌスを䜜り、広く党䞖界から泚目を集めようずいう動きもありたす。誇るべき地域の文化をデゞタルアヌカむブによっお広く公開するこずで、地域アむデンティティの再認識、地域起こし、地域埩興、地域の絆の圢成に぀ながるず考えられたす。

教育機関

倧孊

倧孊などの教育機関もデゞタルアヌカむブを掻甚しおいたす。

倧孊図曞通のデゞタルアヌカむブは、䞻に曞誌デヌタを登録しおいる公共図曞通のアヌカむブずはやや異なり、教員や孊生の論文などの孊術成果物を登録・公開しおいたす。これは論文を発衚した教員らからすれば、今たで以䞊に倚くの人が自分の論文を目にする可胜性が高たるずいうメリットがありたす。

研究ずは、垞に先行研究を螏たえながら発展させおいくものですから、本来誰でも自由に参照できる状態であるこずが望たしいのです。そしお倧孊自䜓もデゞタルアヌカむブを通しお所属する教員や孊生たちの研究結果を公開するこずで、教育機関ずしおの䟡倀をアピヌルするこずにも぀ながりたす。

たた、倧孊が研究資料ずしお収集したものの䞭には非垞に貎重なコレクションも少なくありたせん。そうしたコレクションを公開するこずで、䞖界䞭の研究者が利甚できるようになるずいうのも、芋逃せないメリットです。

䌁業

オフィス

デゞタルアヌカむブはいたや䌁業にずっおも重芁な圹割を果しおいたす。過去の商品そのものや、䌁画資料、販売促進甚の広報物、写真資料や図面など、䌁業の歎史をたどるこずのできるものを䌁業アヌカむブずいいたす。䌁業アヌカむブの重芁性が広く認識されおいた欧米では、叀くから名だたる倧䌁業がアヌカむブの充実に取り組んでいたす。

この䌁業アヌカむブをデゞタルアヌカむブの圢で公開するこずで、その䌁業が芯の通った経営理念を持ち、長い歎史もあるずいうこずのPRになり、それこそが䌁業に察する信頌感ぞず぀ながっおいくのです。

日本では、これたでも50幎史や100幎史ずいった瀟史を䜜成しお、䌁業の歎史をたずめるこずは慣習的に行われおいたした。しかし、そうした瀟史が配垃されるのは関係者だけですから、その情報が䞖間に普及するこずには぀ながりたせんでした。

しかし近幎では欧米の倧䌁業ず同様に、日本でも自瀟がたどっおきた歎史そのものに䟡倀を芋出し、それを未来に぀なげおいこうずいう掻動の䞀環ずしおデゞタルアヌカむブの構築が進んでいたす。そうするこずで、䌁業理念の浞透、瀟員教育効果、そしお䌁業のブランディングずいう様々なメリットがもたらされるのです。

海倖の事䟋

欧米の町

ここたで日本における各機関のデゞタルアヌカむブ掻甚事䟋を挙げおきたしたが、海倖にも目を向けおおきたしょう。デゞタルアヌカむブ先進囜の欧米では、図曞通や博物通ずいった枠組みにずらわれない情報の共有が進んでいたす。

欧州連合EUの統合ポヌタルサむトEuropeanaでは、欧州各囜の博物通・矎術通、図曞通、文曞通などが所蔵する図曞、映像、音楜、絵画、写真などのデゞタルコンテンツが網矅的に怜玢できるようになっおいたす。その数は、43カ囜玄3,500機関から、5400䞇件以䞊のコンテンツのメタデヌタを集玄しおいるずいうから驚くべき芏暡ですよね。

アメリカにはDPLAずいうデゞタルアヌカむブの統合ポヌタルサむトがあり、倧芏暡な博物通・矎術通、図曞通、文曞通ず各州・地域などのサヌビス・ハブず呌ばれる組織から、1500䞇件以䞊のデゞタルコンテンツのメタデヌタを集めお提䟛しおいたす。

日本もこうした海倖の事䟋にならっお、各機関が構築したデゞタルアヌカむブがよりシヌムレスに連携するこずが期埅されたす。

さらなる機胜の発展が期埅されるデゞタルアヌカむブ

未来のむメヌゞ

デゞタルアヌカむブが出来るこずずしお、䞻な機胜を挙げおみたした。たたデゞタルアヌカむブの掻甚䟋に぀いおもご玹介したした。

この蚘事でご説明した通り、図曞通や博物通、公文曞通の他、自治䜓や䌁業、教育機関などでデゞタルアヌカむブの構築は着実に進んでいたす。デゞタルアヌカむブを導入するこずは、倧げさに蚀えば地球芏暡の知識の共有に参加するこずなのです。

この数幎で、デゞタルアヌカむブの機胜は幅広くなり、たたシステムの䜿いやすさも倧幅に改善しおきたした。AI人工知胜やAR仮想珟実、VR拡匵珟実、MR耇合珟実ずいった技術革新も進んでいたす。こうした新しい技術ずデゞタルアヌカむブが組み合わさるこずで、今埌はさらに様々な機胜が远加され、より情報の共有が䞖界的に進むでしょう。

デゞタルアヌカむブシステム『InfoLib』

以䞊で玹介しおきた様々な機胜は、そのたたスキャンを運営する株匏䌚瀟誠勝が販売パヌトナヌを務めおいるデゞタルアヌカむブシステム『InfoLib』でも搭茉しおいたす。実際に図曞通や地方自治䜓でも導入の実瞟があり、セキュリティやサポヌトの面でも信頌性の高いサヌビスです。

デゞタルアヌカむブず聞くず公的機関のむメヌゞがありたすが、InfoLibは民間䌁業でも䜿甚事䟋があるアヌカむブシステム。たさに本蚘事で玹介したメリットを網矅しおいたす。

InfoLibのサヌビス玹介はこちらからご芧ください。

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