そのままスキャンのスキャナーを一挙紹介!

そのままスキャンのスキャナーを紹介

こんにちは!そのままスキャン編集部です。突然ですが、「スキャナー」と聞いて皆さんが想像する見た目はどんなものでしょうか?おそらく多くの方々が小さめのコピー機のような形状を思い浮かべたかと思います。

しかし、そのままスキャンで使用している業務用のスキャナーは見た目も用途も様々なんです。この中から、資料のタイプやサイズ、更には納期や仕様まで考慮し反映した『最適なスキャナー』を、毎回ディレクターが選んで電子化しています。

この記事では、そんな個性あふれるスキャナーたちを1つ1つ紹介していきたいと思います。

破壊スキャンと非破壊スキャン

一般的に、スキャナーは破壊スキャナーと非破壊スキャナーの2つに大きく分けることができます。

破壊スキャナーは、書籍の背を裁断してペラ紙になったものをスキャンします。対して非破壊スキャナー書籍を裁断せずにスキャンできるので、原本をそのまま保存できます

まずは破壊スキャナーから見ていきましょう。

破壊スキャナー

そのままスキャンで使用している破壊スキャナー、実は1つだけです。が、とても高性能!

ADF(Auto Document Feeder)

ADFの画像

こちらがADF(Auto Document Feeder・自動給紙装置)です。ころんとしたフォルムが愛らしいですね。このような紙を機械に流し込むタイプのスキャナーシートーフィーダー型と呼ばれています。

ADFの最も大きな特徴は、裁断した書籍を1枚ずつ高速でスキャンする点です。スキャンスピードに関しては他のどのスキャナーにも負けません。なんと、驚異の110枚/分(※A4ヨコ・200/300dpi時)です!

また、最大A3サイズまでスキャン可能です。書籍を裁断しても構わないからとにかく急ぎで、という場合にはかなり便利なスキャナーだと言えます。

もう1つADFの優秀なポイントは、自動で紙の色を白くしてくれることです。大抵の場合、スキャンした書籍の画像データを見ると、製本された状態では気にならなかった紙の黄ばみなどが目立って見えてきます。そのため、弊社ではスタッフの手で紙の色を白く画像加工するのが一般的です。

しかしADFはその作業をスキャンしながら自動で行ってくれるんです!ただ、なにぶん機械の処理なので、薄い色を白く飛ばしすぎてしまうことがあります・・・ご愛嬌ですね。

そのあたりは弊社担当者がじっくり原本を確認して適切なご提案をしますので、ご安心ください!

破壊スキャナー

非破壊スキャナーはバラエティー豊か。一つずつ丁寧に紹介します。

ブックエッジ

ブックエッジの画像

こちらがブックエッジです。これぞスキャナー、といったようなスタンダードな形をしていますね。以前『本を綺麗にスキャンするコツ』について書いた記事を公開しましたが、この記事を作る際に使用したのがブックエッジでした。

このようなガラス板の下から紙面に光を当てるタイプのスキャナーはフラットベッド型と呼ばれています。実はそのままスキャンで一番使われることが多いのがこのブックエッジであり、オールマイティに活躍するスキャナーです!

スキャンの際は、書籍のノド奥をブックエッジの角に当てるような形で使用します。特殊エッジ構造を採用しているため、歪みや影が出にくいのが特徴です。これにより、市販のスキャナーや複合機とは一線を画した、高品質のデータが作成できます。

スキャンスピードはADFに比べると劣るものの、それでも1ページわずか4.5秒(※A3サイズ・300dpi時)の速さを誇ります。

また、こちらもADFと同じく最大A3サイズまでスキャン可能です。分厚い書籍から貴重な書籍まで幅広い電子化に対応できる、わが社の不動のエースです!

book2net KIOSK

KIOSKの画像

こちらがエキナカのコンビニと同じ名前の、book2net KIOSKです。首の長い独特な形をしています。モデル体型ですね。このような書籍の真上から撮影するタイプのスキャナーはオーバーヘッド型と呼ばれています。

そのままスキャンには、通称「KIOSK部屋」という暗幕に囲まれたスペースがあります。KIOSKは書籍を撮影する際にフラッシュを焚くので、部屋の蛍光灯などの余計な光が邪魔なってしまうんです。そのため、このスキャナーを使用する際は真っ暗な空間にパソコンのディスプレイだけが怪しく灯るKIOSK部屋で作業します…

ではKIOSKはどういった対象物のスキャンに向いているのかというと、ブックエッジ以上に多岐に渡るさまざまな形状の書籍に対応しています。

まず最大A2サイズまでスキャンできるので、大判図面などの電子化にぴったりです。また、ブックエッジでのスキャンが難しい経年劣化などによる損傷の激しい書籍も、KIOSKなら心配ありません。原稿台が書籍の左右ページの厚さに応じて自動で上下し段差が解消されるので、大切な原本を痛めることなく、影や歪みが少ない画像が手に入るんです。

さらに、搭載された大判ガラスプレートが図面・書籍の端から端をカバーし、ページの浮き上がりを防止します。

これらの機能性が高く評価され、国立国会図書館の他、大英図書館など世界中の図書館で採用されています。すべてを優しく包み込む母なる大地のような、懐の深さを感じさせるスキャナーです!

BookEye® 4 V1A Professional

V1の画像

こちらがBookEye® 4 V1A Professionalです。われわれは親しみを込めてV1と呼んでいます。

V1もKIOSK同様オーバーヘッド型であり、フラッシュを焚くので、KIOSK部屋に鎮座しています。KIOSKよりさらに一回り大きいA1サイズまでスキャン可能なため、機械自体も大きくかなりの存在感です…

この大きさを生かして、大判図面の他、新聞や地図のスキャニングにも対応しています。基本的な仕様は、KIOSKとほぼ同様の大判ガラスプレートや可動式原稿台を搭載したものとなっています。

違いを挙げるとするならば、原稿台が上下に加えて左右にも可動することです。この自由自在な可動域のおかげで、原稿台とスキャン対象物をよりフィットさせてきれいな画像を撮ることができます

正直、「その機能いる?」と思うような細かいスペックですが、このこだわりが高い品質を支えていると言っても過言ではありません。体が大きくなって少し性能が上がった、KIOSKの兄貴分です!

BookEye® 4 V2A KIOSK

KIOSKの画像

こちらがBookEye® 4 V2A KIOSKです。もうお分かりかと思いますが、われわれは親しみを込めてV2と呼んでいます。

このスキャナーも、KIOSK・V1と同じオーバーヘッド型です。そしてこれまたKIOSK・V1と同じくKIOSK部屋に佇んでいます。

実はこのスキャナー、稼働はあまり多くありません。というのも、V2はものすごく劣化が進んだボロボロの書籍のスキャンに使われる機器なんです。ここまで痛んだ書籍をスキャンする機会は少ないため、弊社でもなかなか使わないスキャナーになっています。

V2はKIOSK・V1とほぼ同じ性能ですが、大きな違いがひとつあります。なんと、原稿台とガラスプレートがV字に折れるんです!これが劣化の進んだ書籍に適している理由です。

V字に折れた原稿台の上に本を乗せるので、貴重な書籍を180度開く必要がありません。これによりページめくり・書籍の開閉に掛かる負荷を最小限に留めることができます。KIOSK部屋に控えるオーバーヘッド三兄弟の長男にして大将、そのままスキャンの最後の砦です!

WideTek® 36

Widetekの画像

こちらがWideTek® 36です。鍵盤のような形をしていますよね。筆者が入社したばかりの頃は、「なんでオフィスにキーボードが置いてあるんだろう?社長の趣味かな…」と思っていましたが、れっきとしたスキャナーでした。

WideTekは最初に紹介したADFと同じシートフィーダー型で、紙を機械に流し込んでスキャンするタイプです。

しかし、その大きさはADFとは比べ物になりません。これまで紹介してきたどのスキャナーよりも大きい、最大A0サイズまでの大型図面に対応しています。

ここまで大きいと処理スピードが落ちそうなものですが、なんと1分間で14.6m(※300dpi時)も読み取ることができます!このスピードはシートフィーダー型スキャナーの中でも最高レベルです。

そのまま機械に流し込むのがためらわれるような傷つきやすい原本の場合は、透明なシートに挟んでスキャンするのでご安心ください。とにかく大きいペラ紙をスキャンしたい時、WideTekの右に出るものはいません!

WideTEK® 36ART

36ARTの画像

こちらがWideTEK® 36ARTです。ARTという名の通り、絵画のスキャンに特化したスキャナーです。

こちらのスキャナーについては詳しく紹介した記事があります。こちらをご覧ください

どのスキャナーも可愛いですね

以上、そのままスキャンで使用しているスキャナーたちを一挙紹介してきました。実は、紹介したスキャナーのうちのほとんどがドイツの会社で製造されたものなんです。はるばる海を越えてやってきたスキャナーたちは、それぞれに得意・不得意な分野があり、見た目や性能も個性的なものばかりです。

ここまで読んでくださったみなさまなら、そろそろ愛着が湧いてきた頃ではないでしょうか?ぜひ、自分だけの「推しスキャナー」を見つけてくださいね!

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