スキャン代行の料金は、HPで断定しない方が良いかも知れません。

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今年2018年はスキャニングが盛り上がってきた年でもあり、私たちそのままスキャンも現在突発的な、と言うかかなり早めの繁忙期に突入しております(例年1~3月ごろから)。皆さん溜まった書籍や電子化予定の資料はありませんか?今のうちに業者の選定を始めないと、量によっては4月ごろまで業者が動けない可能性もあります。今のうちからぼちぼちスキャン代行を探しておくことをオススメしますよ。

そのスキャン代行ですが、料金について一つ言っておきたいことがあります。

料金表を見ながら自分で見積してみると?

電卓

実際にスキャン代行をお探しするとしていくつかHPをご覧になると思いますが、業者によって料金の設定方法に差があるのです。

1ページごとにスキャン代を請求するところ、まとめて1冊当たりの値段でしてくれるところ(破壊スキャニングに多い)もバラバラですし、データのカラー設定をどうするかでも値段が変わったり同じだったり。色調補正や完成したPDFファイルへのファイル名付与といったオプションの話になると、それこそ業者の数だけパターンがある訳です。

これらをしっかり把握した上で、自分で概算の見積を出すのは大変ですね。ただ電話やメールするのは面倒だし、相見積揃えてる間も追っかけの電話が飛んで来たりしたら面倒だから、自分で概算を出してやろう、という方も少なからずいらっしゃるのではと思います。少なくとも頭の中でざっくりとした金額は把握したいですよね。

しかし、これは非常にリスキーです。

なぜ、自分でやらない方が良いのか

結論から申し上げるとスキャニング作業において発生するコストや人的リソース、それらを総合した書籍の状態把握に関する知識があるかで、どんな電子化を実施するかが全く変わってくるから。詳しく見ていきましょう。

①非破壊スキャンの可否

本

そのままスキャンへご依頼いただく本は、記念誌や社内報、歴史的資料といった非常に量の少ない貴重書籍が中心です。よってお客様も非破壊スキャニングを希望されることが非常に多く、裁断しないで電子化することを前提にお声がけいただきます。

しかし書籍のレイアウトによっては、どんな非破壊スキャナーを使ってもスキャニング出来ないこともあるんです。例えばページのノドの奥の奥までびっしりと文章や写真がプリントされている場合、ノド奥のスキャンを得意とした非破壊スキャナーを使っても完全には読み切れません。その場合裁断して破壊スキャニングするか、どうしても原本を再利用したければ破壊スキャニング後に再製本する必要があります。

しかし『どの程度なら読み取れて、どれくらいならアウトなのか?』は、実際にスキャナーを保持し毎日使用しているスキャニングのプロにしか分かりません。よって、『この書籍は壊せないから、非破壊の料金で算出しよう』となってしまうと、もしかしたら実態とかけ離れた料金になる可能性が高いです。もちろん書籍も壊さなければならないかも知れません。

②OCR処理の精度

書類の文字を指す

電子化の目的が必ずしもPDF化することとは限りません。電子化した後、コンテンツのテキストデータを抽出してExcel化したり、本として出版する為再利用したりするケースも多々あります。むしろ最近はこちらのパターンの方が多いかも知れませんね。

OCRの精度は日々向上していますし、『精度99%のOCRソフトが出た!』みたいな記事も沢山あるので、ついOCRソフトの自動認識に期待してしまいます。その為OCRソフトを施す=高精度なテキストデータ作成と考えておられる方もいらっしゃるのですが、ただOCRソフトを動かしただけで高精度のテキストデータが得られることはほぼあり得ません。どうしても精度の高いテキストが必要なら、必ず人の目と手を加えなければならないのです。この点は当ブログでも繰り返しお伝えしてきました。

テキストデータ作成=OCRソフト(だけ)、の考えで料金を算出してしまうと、こちらも大きな差額が発生することになります。

③その他、追加費用やディスカウント

お客様にはどうしようもない点

これについてはお客様側にとってどうしようもない点ですが、量によってボリュームディスカウントがあったりします。が、いくら安くなるのか、何ページの注文から発生するのか明記している業者は多くありません。よくあるのが『応相談』という表記ですね。

また『当日納品』とか『特急対応』といったオプションのサービスが色んな業者で用意されているのですが、書籍の分量によってはそれを使っても早めの納品が実現出来ないことも。こうしたオプションについては、特に業者によって費用の発生ケースがバラバラなのでいくら頭で考えても仕方ありません。

ちなみに、弊社でもお客様がご自身で料金を算出出来るよう自動見積フォームをHPに埋め込んでいますが、実際にご注文いただいた際の料金と同額だったことは1度もありません(10%程度の差額に留まりますが)。。。書籍の状態、納期、データの用途、その他あらゆる要素を考慮しなければならないので、最低限度のフォームでは限界がすぐ来てしまうんですね。

じゃあどうすればいいの?

相談する業者

以上の理由により、同じ概算値でもご自身で出すのと実際に業者へ問い合わせるのとでは大きな差額が発生する可能性があります。

結局ご面倒でも、実際にメールでお問合せしたり電話して聞いてみたりするのが一番なんですね。最も確実な方法は業者にオフィスまで見積に来てもらう事、これなら間違いありません。

書籍の電子化は料金体系が複雑で、その当て嵌めも一般の方には難しいところがあります。電子化を検討中の方は、ご面倒でも(貯めている疑問も含めて)全部プロにぶつけて発散しちゃいましょう。

貴重書籍を傷つけずに電子化するサービス

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